介護職を辞めたい体験談

介護職を辞めたい体験談

 

介護職員をしている三十代後半の男性です。
一応役職(介護リーダー)にも就かせていただきそれなりに頑張ってきたのですが…。

 

介護業界というのはまだまだ女性が主体の職場でして、全体の七割程度が女性です。
うちの施設も多分に漏れず、また平均年齢が40代半ばと正直おばさんがほとんどの職場です。

 

仕事の効率化や職業倫理よりもいかに手を抜くか(本人たちは楽しく仕事をするといいます)いかに規則を捻じ曲げて自己正当化するかということに腐心しているような環境です。

 

これは結局のところ仕事を舐めているおばさんたちが集団で存在しているための弊害なのですが、立場場そのおばさんたちを牽制しなくてはならないのも介護リーダーの仕事というわけです。

 

入居者への心配りや、ともするとモンスターと化す入居者家族だけでもシンドいですが、道理のわからぬおばさんの相手にほとほと疲れ果ててしまっています。

 

一例を挙げるなら「拘束」に対する認識一つとっても、それを分からせるだけでも一苦労です。
それが社会的に認められていない行為であり、会社としては禁止している行為であったとしても注意を受ければ、おばさんはヘソを曲げます。

 

「言い方が悪い」というのが、その理由ですが、本当は注意されたことが気に食わないのです。

 

変な話犯罪に対して「あなたのやっていることは間違っていなけど、ここではやらないようにしましょうね。
いえ、あなたは間違っていませんよ」と猫撫で声で言わないといけないみたいなのです。

 

介護の現場はどこも今人手不足なもので、経営者は、職員にやめられることを恐れます。
そして今新規参入している業者の経営者は介護の現場経験がない方が多く見受けられます。

 

不正を注意出来ない環境で、不正が発覚したときには責任を取らされるのは現場の人間です。
辞めたいというより逃げ出したいといった方が正直なところです。

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